こんにちは、映画ブロガーヒカルですよ(‘ω’)ノ
あなたは、SF映画の「インターステラー」って、もうご覧になりましたか?
‟独りの元宇宙飛行士が地球を救うべくはるか遠い銀河系へと地球に代わるコロニーを探しに行く”という壮大なスケールを描いたスペースサスペンス映画です。あれ、相当面白いんですよね!
中でも主演のマシュー・マコノヒーが衝動的感動的名演技をしてくれているのが最高なんですが、先日、そんな「インターステラー」に次ぐマシュー・マコノヒー主演の面白い作品「リンカーン弁護士」という映画を見つけたので、見どころポイントをネタバレなしで紹介しますね(‘ω’)ノ
「インターステラー」を観て、尚且つマコノヒー好きには是非観てほしい隠れ名作だったんです!
「リンカーン弁護士」は、マイクル・コナリーの同名小説を原作に2012年に公開された映画で、主演はマシュー・マコノヒー。監督をブラッド・ファーマンが務めています。
法廷クライムサスペンスってやつで、激しい戦闘シーンなんかはないんですが、巧妙に練られた物語にぐいぐい引き込まれていきました。
スカッとする面もあり、サスペンスらしいどんでん返しもありで文句なしの高評価です。
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『リンカーン弁護士』あらすじ
予告動画とあらすじ
LA内を高級車リンカーンに乗り、娼婦や麻薬の売人を弁護する敏腕弁護士ミック(マシュー・マコノヒー)。金のためなら多少汚い手も使う彼に、ある日暴行の容疑をかけられた男ルイス(ライアン・フィリップ)から依頼が入る。
司法取引を使って楽勝で済ませられると考えていたミックだが、ルイスからは無罪を訴えるという要望が下され予想外の展開に。
どこか不審な言動をするルイスに、ミックは不信感をおぼえ、身辺調査を始めると想像を絶するルイスの正体へとたどりつく…
『リンカーン弁護士』3つの見どころポイントを感想付きで紹介
ちょいワル弁護士が純粋な悪と対峙するという本編は、正直期待値の斜め遥か上をいく出来で大満足。今も余韻に浸ってる状況です。
この章では、『リンカーン弁護士』の見どころを3つのポイントにして感想付きで紹介していきます。
見どころポイントその1.キャストの演技が素晴らしい
「リンカーン弁護士」は、キャストの演技がもう文句なしの名演技でした。
マコノヒーの芯のあるクールさや知的さがあり、その他の俳優陣のキャラクター性も作品の人物像にあっていて違和感もありませんでした。
なぜ、俳優陣のキャラクター性とか言えるのかというと、本作には「あ、どっかで観たことある!」という俳優たちが顔を揃えています。
登場人物 | キャスト | 日本語吹き替え |
---|---|---|
ミック・ハラー | マシュー・マコノヒー | 檀臣幸 |
ルイス・ルーレ | ライアン・フィリップ | 高口公介 |
マギー・マクファーソン | マリサ・トメイ | 有賀由樹子 |
フランク・レヴィン | ウィリアム・H・メイシー | 板取政明 |
テッド・ミントン | ジョシュ・ルーカス | 横田大輔 |
ヴァル・ヴァレンツェラ | ジョン・レグイザモ | 寸石和弘 |
ヘスス・マルティネス | マイケル・ペーニャ | 河合みのる |
メアリー・ウィンザー | フランシス・フィッシャー | 大垣理香 |
ランク・フォード刑事 | ブライアン・クランストン | |
グロリア | キャサリン・メーニッヒ | |
ソーベル刑事 | ミカエラ・コンリン |
『インターステラー』で一躍僕の憧れの的となったマシュー・マコノヒーを筆頭に、『ジュラシックパークⅢ』や『団塊ボーイズ』で独特の優しさを放っていたウィリアム・H・メイシーや
『ステルス』でキレのいい演技をしていたジョシュ・ルーカス。
何かとダークで存在感抜群の名脇役ジョン・レグイザモや、マーベルの『アントマン』で小回りのきいたボケをかましまくってくれたマイケル・ペーニャなど。
ミックに弁護を依頼したルイス・ルーレ役のライアン・フィリップも若手ながら鋭い演技で魅了されました。
派手なシーンがない代わりに、俳優陣の演技が光る作品と言えますね。
見どころポイントその2.主人公の敏腕弁護士が翻弄されるというストーリーが手に汗握る!
本作の主人公で弁護士のミック・ハラー(マシュー・マコノヒー)は、敏腕弁護士であるにも関わらず事件解決に苦戦します。そのストーリー性に手に汗握りました。
一般的な法廷クライムサスペンス作品の敏腕弁護士って、やり手であって頭もキレるのでどちらかというと「翻弄する側」ですよね?
でも、本作では全く逆でまんまとハメられちゃうわけです。ちゃんと敏腕弁護士なのに!
で、ヒヤヒヤ焦りながらもなんとか感情を隠しながら問題解決に向けて冷静さを取り戻そうと疾駆八苦する。
敏腕弁護士を翻弄する問題っていうのが、本作での見どころとも言えますね。
見どころポイントその3.正統派じゃない弁護士像がちょっとスカッとする
弁護士ミックは、敏腕弁護士ではあるものの、金のためなら法律ギリギリのことまでするダーティなちょいワル弁護士なんですが、これが他の法廷クライム作品とは一味違っていいんです。
しかもそんなちょいワル弁護士がハメられるって言うんですから、展開がどう転がるのか読めない。
「最終的にどういった手段で問題を解決するのか、法律はどこまで守るのか?」といった感じで、鑑賞しているこちらも翻弄されながら最後にはハッピーエンドを迎えるので、もうそれはスカッとしましたね。
その辺は、弁護士ドラマのスーツとかとは、また少し違った楽しみ方ができると言えます。
『リンカーン弁護士』の海外での評価と口コミ
『リンカーン弁護士』は、海外の大手映画評論サイトRottenTomatoesにて絶賛されていて、点数にして80点越えを叩き出しています。
80点がどのくらい凄いかというと、世界的人気を誇るアメコミ映画「アベンジャーズ/インフィニティウォー」でさえ73点となっていて、「リンカーン弁護士」はその上ということ。
それだけ、海外の映画ファンにとってこの作品が良いものだったということを表しています。
あのマーベルの最高傑作よりも高評価だってんですから、それはもう観なきゃ損レベルです。
マグ
口コミ
https://twitter.com/chiyomik1/status/1191568574617272320
「あ、マシュー・マコノヒーだ。観よ。」と何気なく観た『リンカーン弁護士』だけど何これ超面白い。
不敵でダーティーだけど真っ直ぐなヒーロー像は『サハラ』のダーク・ピットとも重なって完全にハマり役だし終盤駆け足気味になってはいるけどキャストも渋く秀逸なリーガル・サスペンスでしたとさ。 pic.twitter.com/lyar8Ibxkj— soze (@soze07862079) December 2, 2017
『リンカーン弁護士』(2011米)観る。リンカーン(車)に乗ってるからリンカーン弁護士。無罪獲得のためならカネのチカラで違法ギリギリの事もやるダーティ弁護士。法廷無双モノかな?と思ったら話が進むにつれ依頼人のヤバさが際立ってきて主人公は色んな面で押され気味に。緊張感が絶えずあってgood
— Bun (@bunmizu) December 5, 2017
『リンカーン弁護士』作品情報
タイトル (洋題) | リンカーン弁護士 (The Lincoln Lawyer) |
監督 | ブラッド・ファーマン |
原作 | マイクル・コナリー 『リンカーン弁護士』 |
製作会社 | ライオンズゲート |
公開(日本) | 2012年 |
上映時間 | 119分 |
キャスト | マシュー・マコノヒー マリサ・トメイ ライアン・フィリップ ウィリアム・H・メイシー ジョシュ・ルーカス |
まとめ
今回は、「マイクル・コナリー」原作の法廷ミステリー小説を基にした法廷クライムサスペンス映画『リンカーン弁護士』の見どころを感想と共に紹介しました。
この作品の見どころポイント💡
- その1.キャストの演技が素晴らしい
- その2.主人公の敏腕弁護士が翻弄されるというストーリーが手に汗握る!
- その3.正統派じゃない弁護士像がちょっとスカッとする
ちょいワル敏腕弁護士がまさかの依頼人に追い詰められるという予想外のストーリーに観ているこちらまで翻弄されてしまいます。
とても面白い物語で、海外でも高評価でありながら、その作品タイトルの地味さであまり知られていない作品なのが残念ですが、是非、マシュー・マコノヒー好きには観てほしい隠れ名作と言えます。
また、まだ正式に決定したニュースではありませんが、米CBSが今作『リンカーン弁護士』の原作となっている小説版をドラマ化するかもしれないという話です。
作家マイクル・コナリー氏の同作にはハリー・ボッシュ刑事という人物が登場しますが、彼を主人公にした作品が既にAmazonで『BOSCH(ボッシュ)』としてドラマ化されています。
最終的に「リンカーン弁護士とハリー・ボッシュ刑事が共同で事件を解決するクロスオーバー作品が登場」なんてことになれば、ファンにとっては盛り上がること間違いなしですね。

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