先日U-NEXTでミステリー映画「オリエント急行殺人事件」を観たので感想をば。
オリエント急行殺人事件と言えば、1934年アガサ・クリスティによって書かれた推理小説だ。正直、この映画で初めてこのミステリーに触れたわけだけど、感想としては
絶賛子持ちの親が観ると感慨深いものがある作品だなぁというのが素直な気持ちです。
推理ミステリーカテゴリーはこれまで「シャーロック・ホームズ」や「シャッター・アイランド」、「ドラゴンタトゥーの女」などを観てきたけど、この手のコテコテ推理ものはあまり観てこなかったから、とても新鮮味はあった。この映画を楽しむおすすめの方法はズバリ
全力で推理しながら観た方が断然楽しめる!!
ご興味のある方のみ読み進めてください!
「オリエント急行殺人事件」あらすじ
[su_youtube url=”https://youtu.be/0tbLbOGr6uA”]トルコ発フランス行きの豪華寝台列車オリエント急行で、アメリカ人富豪のエドワード・ラチェット(ジョニー・デップ)が刺殺体で発見される。偶然列車に乗り合わせていた探偵のエルキュール・ポアロ(ケネス・ブラナー)が、鉄道会社に頼まれ密室殺人事件の解明に挑む。
引用:シネマトゥデイ
主演のケネス・ブラナーは日本ではあまり知名度は高くない俳優だし、僕自身あまりこれといって印象のある俳優ではなかったので期待値が高くならなかったと思う。
でも、彼の演技かなりよかったです。少しエッジが効いてて、かといって癖も強くなくて本編の邪魔をしないというか。
たまにいるじゃないですか、キャラが濃すぎて会話の内容が入ってこないこと。
でも、彼のイイ感じの薄さが、今作のムードとマッチしていて、楽しめましたね。
とにかく豪華なキャスト
殺されるジョニー含め同作はキャストがかなり豪華な印象だった。
ミシェル・ファイファー【アントマン&ワスプ】
デイジー・リドリー【スター・ウォーズ/最後のジェダイ】
ジュディ・デンチ【007 スカイフォール】
かなり豪華じゃないですか?デイジー・リドリーなんかリアルタイムに有名人じゃないですか!最初「どっかで観たことあるなぁこの美人」って思ってたら彼女でした。
ミシェル・ファイファーなんかもうすぐ公開の『アントマン&ワスプ』にも出演するし。そもそも彼女、1981年版の『オリエンタル探偵殺人事件』の出演者らしいですからね。昔からこの原作のファンからすればテンション上がるところですよね。スターウォーズのルークがフォースの覚醒に出たときくらいのかな?言い過ぎかw
あのジョニー・デップが殺される役!?
引用:バラエティ・ジャパン
僕の大好きなジョニーが今作では被害者役で、なんと殺されてしまう。なんの情報も見らずに再生していた僕はめちゃめちゃ驚いた。ジョニーと言えば、基本的に主演を務める名俳優だ。それが無残な殺され方をするとは。衝撃でしかない。
今作に限らず最近ジョニーは悪役や、脇役が多くなってきたな。なんか贅沢感があって観ている方はテンション上がるからいいけどw
感慨深い結末【完全ネタバレ】
結末としては、ポワロを含む乗客全員が被害者エドワード・ラチェット(ジョニー・デップ)につながりがあったわけで、ポワロ以外全員が犯人という衝撃の結末。
ラチェットは過去に起きたデイジー誘拐殺人事件“アームストロング事件”の犯人だった。
誘拐された側の夫婦は死に、当時なんらかのつながりを持っていた彼ら(ポワロを除く乗客全員)に恨みを買ったわけだ。
そして
夫アームストロングの軍時代の部下、
名付け親、
無実のメイドを追い込んで自殺させてしまった検事の息子、
家に仕えていた料理人、
運転手、
乳母、
執事、
自殺したメイドの彼氏
と兄、
誘拐されたデイジーの祖母
とその母親の妹
彼ら全員によって殺された。
それぞれが愛した人のため、愛した人を奪われた悲しみと忘れることのできない恨みとともに。
結末を推理してしまったポワロは、「今回の事件に正義の白黒はつけられない」と言った。
感想
正直、「いやいや殺したらあかんやん!それは見逃しちゃダメでしょ」って思ったけど、そこで見逃すほどにポワロは彼らの覚悟と想いに衝撃を受けたんだろうなとおもった。
自分の娘が同じ目にあったら、やっぱりたまらないもんね。
まとめ
と、いうことで、推理小説の映画化「オリエント急行殺人事件」面白かったです。誘拐されないように娘みはっとこ!って思った作品でした
ネタバレ見ても正直楽しめると思います。これはやっぱり昔からの傑作なだけあって、抜かりない出来ですよ☆
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